5年の間に出来た繋がり

「来月のお茶っこは何日ですか?」と今月初めまで仮設住宅にいらした方から電話がありました。6月末までに復興住宅に引っ越す予定と伺っていた方で、仮設にいらっしゃる間にもう一度お会いしたいと訪問したのですが引っ越した後で、お顔を見ることができず残念に思っていたところでした。前回のお茶っこでお会いした時は、新しい住宅には知った人がいないので寂しい、とおっしゃっていました。でも今日の電話では、2~3人の女性たちが手芸の会などに出かけるときの送迎をしているとのこと。引っ越しをして寂しくなったかもしれないけれど、仮設に居た5年の間に出来た繋がりは続いていました。電話の声はお元気そうで、ほかの方々と連絡を取り合いながら過ごしていらっしゃる様子が目に見えるようでした。

この頃の仮設住宅でのお茶っこには、引っ越した方、これから引っ越す方、まだ時期や場所が決まっていない方々と様々な状況から参加されます。

お一人おひとりが少しでも早く新しい環境に慣れて安心して生活できますように。

エマオ石巻 専従者 小川 幸子

第4回 七郷中央・荒井2号・7号公園仮設合同さくらんぼ狩り

6月11日(土)七郷中央・荒井2号・荒井7号公園仮設合同さくらんぼ狩りがありました。
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さくらんぼ狩りは今年で4回目になります。元仮設臨時職員含め仮設関係21名の参加。エマオからはワーカー含め6名。この日は天候にも恵まれ、日射病が心配になるくらいの天気でしたが、渋滞もほとんどなく「菅原農園」に到着できました。バスを降りると、赤いさくらんぼが木にたくさんなっていました。
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木の下に散らばり、摘み取り開始。次々口にほおばり「こっちがおいしいい」とか「あっちの木がいい」とか、「おみやげに持って行くなら、もっと赤くないのを選んで」とか、みんさん慣れた様子でさくらんぼを採ってました。
おみやげにさくらんぼを送る方は、「脚がひどいので」と先にささっと動かれ、送っていました。おなかいっぱいになると、車いすをベンチがわりに木陰でまったり休憩しました。
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「菅原農園」のあとは、大滝ドライブイン「泉や」で昼食をとりました。1階と2階に分かれて座りました。「泉や」さんは地元の農産物や鮎やそばなどお買い物もできる施設です。国道沿いでちょっと危ないのですが、横断も参加者のある方が交通指導員の役割をしてくださり、横断できました。
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昼食を食べ終わると、テーブルごとお茶を飲みそれぞれにお買い物。のんびりした時間を過ごしました。

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4回目となると、「菅原農園」も「泉や」も参加者の方たちも慣れていて、踏み台を使ってのバスの乗り降り、若い方がゆっくりな方の手を引くなどなど協力しあっての会となりました。

現在7号中央公園仮設は3世帯。荒井2号公園仮設は2世帯。荒井7号公園仮設は0世帯。荒井7号公園仮設は6月11日で閉鎖。2号公園仮設の集会所も閉鎖になりました。七郷中央公園仮設では、ラジオ体操が毎日から週に2回になり、支援団体もほとんど移行したので、皆さん集まれる回数がぐっと減っています。

最後にバスの中で「また半年でも、1年にでもみなさん集まりましょう」と佐藤元会長からあいさつがありました。

仮設に着くと、みなさんさっそくお茶っこされ、今日のおみやげ話に、テレビの野球を観戦しながらゆったり家族のように過ごす時間となりました。
「次はいつ来る?」や、「来なかった方は元気か」などお話されていて、集まりたかったことが伝わってきました。

仙台スタッフ

高橋

9/6-8 第47回日本キリスト教団「みんなの伝道協議会」開催のお知らせ

被災者支援センターも協力するイベントのお知らせです。
9月6日(火)〜8日(木)に仙台を会場に、第47回日本キリスト教団「みんなの伝道協議会」(旧開拓伝道協議会)を開催します。
ゴツい名前ですが、テーマは『どこで誰とつながるのか III〜3・11 地震・津波・原発事故のただ中で〜』ということで、東日本大震災のみならず、「熊本地震」からの証言も聴く機会をつくります。6日(火)の主題講演、被災教区からの報告・提言は公開講演とする予定です。

参加要項をお読みいただき、関心のある方はぜひご参加ください。
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うたっこ@新境町仮設団地

5月19日(木)午後に新境町仮設団地で、うたっこを開催しました。
新境町仮設団地は、住宅街の中の公園に建てられた全部で8戸の小さな仮設団地です。
そんな小さな仮設団地ですが、10名の方が集まりました。住民の方、近くの復興公営住宅に引っ越した元住民の方、近隣の方です。近くの復興公営住宅では集会所や談話室がなく、みなさん引っ越された後も新境町での集まりを楽しみにされています。町内会も仮設団地でお茶っこを開催するなど、小さな仮設団地ですが、近隣の方も巻き込み近所の核となりつつあります。

今回もワーカーの柚季 純さんがリードするうたっこです。
スタートから参加者の方々からポンポンと歌のリクエストが入ります。
それを純さんの伴奏で、スタッフを含めてみんなで歌います。

「背比べ」、「大きな栗の木の下で」いろいろ入ります。
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純さんは毎月のうたっこで、新しい歌をレパートリーに加えてくれるのですが、今回は「星影のワルツ」と「そらにらくがきかきたいな」でした。渋い歌と楽しい歌です。
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途中で、「サッちゃん」のリクエストも入りました。
が、これはスタッフSの愛称、「なっちゃん」の替え歌となりました。
「なっちゃんはね、」と始まる歌ですが、3節目の歌詞、「遠くへいっちゃうってほんとかな、だけどちっちゃいから僕のこと忘れてしまうだろう、さびしいな、なっちゃん」が笑いを誘いました。純さんがすかさずソロで即席の4節目を歌いました。「なっちゃんはね、遠くへいっちゃうってほんとうかな、だけどみんなのこと大好きだからわすれることなんて絶対ないよ!大好きだよ、なっちゃん」。
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今回のうたっこには、4月のうたっこに参加されたワーカーのIさんも参加されました。参加される住民の方々と年齢が比較的近く馴染のある唱歌や童謡を楽しく歌い、住民の方と交流されていました。Iさんは仙台からの参加ですが、スタッフが運転する車に同乗して石巻にこられました。仙台からは時間が合えば、スタッフの車に同乗して石巻のワークに参加することも可能です。石巻は遠すぎると思われている読者の方、仙台から石巻ワークへの参加いかがでしょうか。

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エマオ石巻
田尻 拓

うたっこ@祝田仮設団地

声楽家の柚季純です。
祝田仮設団地の集会所でうたっこでした。
ご存知の方も多いと思いますが、祝田地区はエマオが震災直後から関わりを持ち続けている地域です。
そのため、人との繋がりも深く、私にとても大切な地域です。
祝田地区にも災害公営住宅が完成し、既に転居された方も多く、今現在仮設団地で暮らす方は少なくなりました。
参加されるメンバーは、公営住宅への転居が住んだ方や、在宅の方が主です。
いつもは小さな集会所に沢山の方が集い、肩を寄せ合うようにしてうたを歌うのですが、この日はたまたまお出かけの方が多く、珍しくこぢんまりのうたっことなりました。
寂しいね、と言いながらもまずお話が盛り上がり、宮城県出身の古い歌手の話題に。私が一曲ご披露して、そのあとはいいペースでリクエストとお話の繰り返し。
普段あまり歌わないような選曲もあり、楽しくあっという間に時間が過ぎました。
みんなで歌った曲の他に、なんだこりゃ丸師匠のオリジナル替え歌、これがとってもいい曲で、即興で伴奏をつけたり、私がその場で覚えたメロディで歌ってみたりと、一曲でとても楽しむことができました。
「ドンマイ そんなことは よくある話さ、命があれば大丈夫!なんとかなる」
という歌詞と、ノリの良いリズム、簡単なコード進行で、誰でもすぐに歌えそう、いつかみんなで歌いたいね、などと話しました。

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祝田地区は、地区内に新築もしくは公営住宅への転居が多いので、今まで築いてきたコミュニティを壊すことなく集まることができます。
震災支援から始まったお付き合いですはが、いつか「そういえばそうだったね」と震災のことが記憶から遠ざかっても続くようなお付き合いが出来ると良いな、と思います。
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【6月10日に開催したうたっこの記事です。】

うたっこ@袖ノ浜仮設団地

声楽家の柚季純です。
ついこの間、石巻の皆さんと歌ったばかりと思っていましたら、もうあっという間に6月のスケジュール。時が経つのは早いですね!

6月10日。からっと気持ちよく晴れました。
毎月恒例、袖の浜仮設団地でうたっこでした。
転居された方も多く、さらにお出かけの方がいらっしゃると少人数で寂しくなります。
「人数少ないから今日はお茶っこだね!」と言って始まりましたが、少人数など感じさせないほど、お話が盛り上がりました。
畑を荒らす鹿の話はこのところ袖の浜で定番の話題です。

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今日参加されたS子さんは、もうすぐ新居が完成し、引越しの予定です。
新居ではお孫さんたちと一緒に住まわれる予定で、賑やかになるからとても楽しみだ、と仰っていました。
一方で、袖の浜地区の高台は今整地をしている段階、住宅完成の見込みは来年になるとのこと、まだ先ではありますが、ようやく見通しが立ってきた今、新しい土地に夢を語る場面もあり、明るい話題ばかりでした。

うたっこの日、ということで、みんなが大好きな「仙石線のうた」をみんなで歌い、いつもリクエストの出る「糸」を柚季のソロでお聴きいただきました。

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本日はちょっとしたハプニングからのスタートでしたが、笑いの多い半日となり、私たちも共に楽しい時を過ごすことができました。

また次回も楽しみにしております!

モノづくり&お茶っこ@渡波大森仮設団地

5月20日(金)に渡波大森仮設で、モノづくり&お茶っこを開催しました。前回からのつづきとして座布団カバーの完成を目指しました。

久しぶりにお天気がよく、潮の状態もよかったので参加者も前回より少ない人数でした。潮の状態がいいと多くの住民や元住民の方々が、浜の仕事にかかわります。
参加者が少ないとスタッフとしては寂しい気も正直ありますが、大津波という出来事を乗り越えて海の仕事に再びかかわり続ける浜の方々の強さと浜での営みが生活に深く根ざしていることを感じます。

今回は参加者が少ないということで、仙台からのワーカー・先生から直接、丁寧にアドバイスを受けることができました。

IMAG0466仕掛りの座布団カバーの三辺を縫いおわり、あとは、ファスナーを取り付けるだけですが、ファスナーの色も長さも色々。選ぶのに迷います。

IMAG0464色々あるファスナーからこれだと思うファスナーを選ぶと、ここでスタッフNの手を借りて、カバーをピンと張り、ファスナーを仮縫いしていきます。意外に手間がかかる作業です。ファスナーを取り付ける目途が立つと、ファスナーが表から見えないように、ファスナー中心部にくる布を折り返して縫っていきます。そして、いよいよファスナーを本縫いして完成です。

カバーが完成すると仮設の集会室の座布団を入れてみて、完成の喜びを分かち合います!伝統的な柄とモダンな織り込みの柄との見事なアレンジで素敵な座布団カバーが仕上がりました!IMAG0469

IMAG0472後半のお茶っこでは、参加者の方から差し入れられた菜っ葉をお茶うけに、地元海産物の話や津波の話まで幅広い話題がでました。

IMAG0473次回のモノづくりは、何にしようかと思いを巡らし、毛糸を使っての編み物やモンペなどどうかとの話がでました。果たして次回から何のモノづくりになるのでしょうか。

エマオ石巻
田尻 拓

荒井2号公園仮設 昼食会

6月2日木曜日、天気快晴なれど風強し…
今回は会場に七郷中央公園仮設住宅集会所をお借りしての昼食会でした。
屋外でのバーベキューを予定していましたが、風の影響か肌寒かったので結局は室内での行いました。
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