「ここの仮設に来てよかった…」

春の日差しだけど、風の冷たい3月16日の石巻市。この日は青葉西第二仮設の談話室でのお茶っこでした。

午後1時にはすでに3人の方が集まっていらっしゃいました。「寒い〜」と言いながらお茶っこ道具を運び込んでいると、「いらっしゃい。寒いところ、ありがとうね」と迎えてくださったのはこの仮設住宅の元自治会長さんでした。

まずは温かいコーヒーとお菓子を、とおすすめし、次はさっそくに折り紙教室に。いろいろ試行錯誤しながら作品をつくり出す方を先生に折り方を伝授していただきますが、なかなか難しいのです。ここ青葉西ではお茶っこしながら折り紙やわっこ編みなどを男性も女性もみんなで楽しみながら作っていたところです。今はそれぞれ新しいところに移っていらっしゃいますが、元自治会長さんの声がけでエマオのお茶っことは別に手作業の時間を楽しんでいらっしゃるとのこと。

「ここの仮設に来てよかったよ。みんな仲良しだし、こうやっていろんなもの作ったり、話聞いてもらったりさ」と話される女性は「この談話室、本当になくなったらどうするの?」と元自治会長さんに尋ねていらっしゃいました。こちらの仮設住宅は今年の9月には本当に閉鎖されるようです。「その時はまたどこか場所探すっちゃね」とのことです。

お茶っこの途中で元スタッフが参加。お土産にお持ちくださったお菓子をみんなでいただきながら、エマオの元スタッフのことなど昔ばなしに花が咲きました。

「7年経つんだよ」…今月はこのフレーズをたくさん聞きます。この言葉の重みをかみしめて「お茶っこ」や「うたっこ」でみなさんのお手伝いしていきたいと、改めて感じました。

Toeda