メールマガジン第50号

<第49号 第51号>


◆◇被災者支援センター・エマオ メールマガジン【第50号】◆◇
◆◇2016.03.11◆◇
 2011年3月11日午後2時46分から5年。それぞれの場所で午後2時46分の祈りを献げましょう。
 仮設で毎朝のように顔を合わせるTさんが、エマオのみんなに宛てて手紙を送ってくれました。
 「(仮設の)みんなもこれからは別々の生活になると思います。これからが大変だと思います。体に気をつけて自分に言い聞かせて前に進んで行きたいと思います。〔中略〕今までくらしてきた荒浜を忘れる事は出来ません。」
 Tさんが荒浜を忘れないこと、被災された一人一人があの日から一歩一歩重ねている「いま」があることを、覚え続けたいと願っています。今日行われる「3・11いこいの時~ささへあう~」では、それぞれの日々に合わせつつ祈る時を大切にしたいと願っています。
 エマオ石巻専従者の深谷有基さん、スタッフの深山鷹一さんが3月末でエマオを離れます。お二人のこれまでの働きに心から感謝すると共に、これからの歩みが守られることをお祈りします。
M.S.
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■ 今号のラインナップ
[1] わたしたちの思い2016
[2] ワーカーたちの『私たちの想い』
[3] ささっこクラブ「泉ヶ岳 in そり滑り&温泉」(内手翔太)
[4] 石巻拠点で、ひなまつり昼食会(柴田奈都香)
[5] 支援センターからのお知らせ
 スタッフ研修会(4/26~27)、遅い春休み(5/8~5/16)のお知らせ
○ Stollen~編集後記~
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[1] わたしたちの思い2016
 笹屋敷・石場の皆さま

 あの日から5年
 2011年3月11日は金曜日でした。
 5年になる今日も金曜日です。
 あの時を振り返り、何を思い起こし、何を感じているでしょうか。

 あの日から5年
 何も知らないわたしたちに伝えて下さるたくさんの大切なお話。
 その思いに応える言葉を見つけられなかったけれど、大切に大切に持ち帰りました。
 想像を絶するほどの痛みと苦しみの中で、わたしたちに向けて下さる笑顔や優しさ。
 とても尊くて、眩しくて。これから先も、ずっと忘れられない宝物です。

 あの日から5年
 広島豪雨、関東・東北豪雨、台湾南部地震など、自然災害が起こる度
 ここで出会い、それぞれの場所に戻っていったワーカーたちを心に掛けてくれました。
 そして、募金や支援物資をわたしたちに託してくださいました。
 あの時から今まででいただいたものを、未来につなぐことの貴さを知りました。

 あの日から5年
 瓦礫を取り、土を耕し、草を抜き、色々なお手伝いをしました。
 そして田畑は緑を少しずつ吹き返し、実りの時を迎えることが出来ました。
 でも、まだまだ取り戻せないものはあります。
 この地で今、地域、家族、子ども、仕事一つ一つに
 新たな未来を描きはじめているのではないでしょうか。
 ひとりひとりの未来に、この地の未来に一緒に近づいていきたい。

 あの日から5年
 「笑顔が見たい」と願いそして始めた「ささっこクラブ」。
 いつしかわたしたちの笑顔にもつながっていました。
 見ず知らずのわたしたちに大事な「子ども」を預けてもらい
 たくさんの笑顔に出会わせてくれました。
 子どもたちの笑顔に、もう少し触れさせていただきたいと願っています。

 これから、出会いとつながりは形を変えていきます。
 これからもよろしくお願いします。
 みなさんと出会えて本当によかった。

[2] ワーカーたちの『私たちの想い』
 1月17日(日)に代田教会で実施したエマオ活動報告会をきっかけに、リピーターのWさんたちが、ワーカーや元スタッフの想いをまとめてくださいました。私たちスタッフも沢山の気づきを与えられています。Wさんより「是非たくさんの方にお読みいただきたい」とアップする許可をいただきましたので、皆さんもぜひお手に取っていただければと願っています。
 

[3] ささっこクラブ「泉ヶ岳 in そり滑り&温泉」
 2月27日(土)。寒くなってきてからずっとリクエストをもらっていた“雪遊び”。そして「みんなと裸の付き合いをしたい!」と言っていた子どもがいたので、温泉に行ってきました。今まで面倒を見られていた子が、歳月を経て面倒を見る子に変わっていました。
 
 エマオ仙台 内手翔太

[4] 石巻拠点で、ひなまつり昼食会
 3月2日(水)にエマオ石巻の事務所にて昼食会&お茶っこが行われました。
 明日はひなまつり!ということでチラシ寿司と卵スープでした。そして、参加者のDさんからわかめサラダの差し入れもありました!
 今回小学校の同級生で、小学生ぶりの再会だというおばあちゃん達がおられました。ものすごく久しぶりの再会、前回の昼食会以来の再会、新たな出会い等が多くの交流が見受けられました。仮設を出られてからも、関係性が続いていくような出会いに少しでもつながればいいなあ…と改めて感じる一日でした。
 
 エマオ石巻 柴田奈都香

[5] 支援センターからのお知らせ
 スタッフ研修会(4/26~27)、遅い春休み(5/8~5/16)のお知らせ
 新年度を迎え、4月26日(火)から27日(水)までの期間で一泊スタッフ研修会を持ちます。また、当センターは、5月8日(日)から5月16日(月)まで、春休みをいただきます。詳しいことは、スタッフ研修会について、春休みについてそれぞれのリンク先をご覧ください。

○ Stollen~編集後記~
 3月11日が近づくと、心が落ち着かなくなります。「今年は2011年と曜日の並びが同じ」ことが、拍車をかけています。この日とどう向き合おうか、どこで誰と過ごそうか悩みながら、事務所からこのメルマガを配信しています。午後2時46分、お隣の教会では記念礼拝の真っただ中ですが、教区センターでも祈りの時を持ちます。時を同じくして捧げられるお祈りがひとつにされることを信じて。T.H.
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発行:東北教区被災者支援センター・エマオ (UCCJ Tohoku Disaster Relief Center-Emmaus)
〒980-0012 仙台市青葉区錦町1-13-6
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