石巻方面でのワーク・活動報告(4月3~4日)

4月3日
午前9時から10時までの間、石巻栄光教会に宿泊していた8人は2チームに分かれてワークを行いました。
片方の部隊は、栄光教会の教会員のお宅に伺い、水分を含んだ畳を屋外に搬出する作業にあたりました。御高齢の方が住まうお宅では重量のある畳を出すことも大きな負担となります。ボランティアチームはこのような人の数と力が必要な仕事を依頼されることがしばしばあります。
もう一方の部隊は、石巻栄光教会が属する地域の活動に参加してきました。家庭ごみ収集所に山のように積まれたゴミが車道にもはみ出すほどだったのですが、それらを分別しなければ行政はそれらを回収しないという通達がありました。それを受けて地域の方々が20人ほど集まり、私たち4人もその中に入って作業をおこないました。老若男女の分け隔てなく、それぞれの力量にあわせて地域住民が地域のために力を合わせている姿が印象的でした。そして私たちも教会・教会員のみならず、教会が属する地域への奉仕ができたことは非常に意義があることだと感じています。
そののち、参加者・スタッフは石巻栄光教会の礼拝に出席し、午後からは前日に引き続き教会員宅の家財出し・泥出しをおこないました。作業もかなり進み、家屋一階に残ったものはほんの少しになってきました。全員どろだらけになって一生懸命な姿が印象的です。とはいえまだまだ泥は家屋の中に大量にあります。なんとか泥をかき出しきって、生活空間を回復させていきたいと思います。
4月4日
朝9時からワークを行う予定でしたが、急遽石巻の被災が遠望できる場所「日和山」へ全員で車でむかいました。その光景は凄惨としかいえないようなもので、これを現実として受け止めることは難しいのかもしれません。またその帰宅途中には御遺体の安置所となった場所、そして掘られた穴の土がまだ新しい土葬場を見ました。簡素に弔われざるを得なかった御遺体とご家族の方々を思うと、本当に胸が痛み苦しい思いになります。
その後、10:30から12:30の間、前日に引き続いての作業となりました。ようやく大きなものがほとんどなくなり、あとは泥との戦いです。少しずつ汚泥をかき出しながら、またワイパーでどろをかきながら、全員の力でだいぶ作業は進んで、まもなく一件のワーク完了が見えてきたところです。夕方、拠点として使わせていただいている石巻栄光教会で、使用している部屋等の清掃を行いました。
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ワークを始めた家屋の内部
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ワーク三日目の家屋の状況
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石巻日和山からの光景

Report of Volunteer work in Wakabayashi Sendai

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(The mud accumulated in the yard)


After the tsunami receded, it left mud. There is mud everywhere that must be removed.


The photograph above is of mud that has accumulated and dried up in the yard. The wife of the household loves flowers and had many flowers growing there.


The yard was well cared for. We cannot very well just dig up the mud carelessly. We carefully peel the dried up mud and remove it. Then from beneath the mud some grass and flower buds show there face.


The volunteer work is more than doing things efficiently but is a chance for us to be in touch with what was valuable to the residents. I want to always hold that in my heart.

Hajime Kanai, Volunteer (Pastor, UCCJ Sajiki Church)

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(Work to remove the mud)

We went to Shichigo to work today. Most of the work was removing mud. It was our first time to visit Shichigo. Before the earthquake, this place must have been beautiful.

I heard on TV the phrase, "the town disappeared". Going to this town, I think I know what that means now. I hope I can be of some help. This is what I felt from the bottom of my heart as I worked today.

Yuka Makabe & Tomomi Tanaka, Volunteers (University Students, Sophomores)

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(Volunteers getting instructions at work site)

(Heading off to Volunteer. We travel by bicycle so as not to be a bother to the disaster areas)

仙台市若林区でのボランティア報告(4月4日)

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(庭に堆積した泥)
津波が引いたあとには泥が残されました。道にも庭にも家の中にも。ここで暮らしを立てなおしていくためには、この泥を取り除かなければなりません。
写真(上)は、庭に堆積した泥が固まってひび割れた状態です。このお宅の奥さんは花が好きで、庭にもたくさん花を植えていたとおっしゃっていました。
そのように大切にしていた庭です。たまった泥をスコップで乱暴に掘り返すわけにはいきません。ひび割れたかけらを一つひとつ、丁寧に手ではがしていきます。するとその下から芝生や、草花の芽が顔を出すのです。
ボランティア作業は能率や効率よりも、被災した方々が大切にしていたものを私たちも大事にして触らせていただく、いつもそのような心でありたいと思っています。
―― 金井創(ボランティア、日本キリスト教団 佐敷教会 牧師)
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(屋内の泥だし作業)
今日は七郷に行き、活動をしました。主な活動内容は、たまった泥の撤去などでした。
初めて見た七郷。私たちは、今まで七郷には行ったことがありませんでした。震災前には、きっと美しい町があったのだろうと思います。
”街が消える”テレビのニュースで聞いたこの言葉の意味。現地に行って初めて、その言葉の真の意味が分かったように思います。私の力が少しでも役に立てたら良い。今日の活動を通して、心からそう思いました。
―― 真壁柚香、田中智美(ボランティア、大学2年生)
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(現地で説明を受けるボランティアたち)

(ワーク地に出発するボランティア。現地でご迷惑をかけないよう、自転車で向かっています。)

«NEWS» Received a mini-van! – April 4th

Update: We are no longer accepting relief supplies. We thank you for your cooperation!


Received a Mini Van!

After we posted our need for a van, someone from Tochigi Prefecture responded and offered the use of a van. On April 2, one of our staff traveled to pick it up and drove it back to Sendai, arriving safely on April 4. We are so grateful. Thank you so much.

The person who responded had seen our posting and responded right away. We also received a donation and some snacks as well. We are truly grateful.

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(Went to Tochigi to receive the van)

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(Arrived safely in Sendai)

Etsuya Kataoka (Pastor, Chair of Tohoku District Mission Committe)

【速報】軽ワゴン受け取りました!(4月4日)

追記:下記のワゴン車募集は、4月8日付けで終了いたしました!ご協力感謝します


軽ワゴンを受け取りました!
先日、被災者支援センターから運搬用のワゴン車の無償譲渡をお願い(詳しくはこちら)したところ、栃木県にお住まいの方が軽ワゴンを譲渡してくださるとのご連絡をいただきました。4月2日に当センター・スタッフが受け取りに伺い、本日(4日)頂戴した軽ワゴンが仙台の当センターに到着しました。本当に感謝です。ありがとうございます。
軽ワゴンを譲渡してくださった方は本ブログを通じて、すぐに譲渡の申し出をくださいました。加えて、お饅頭の差し入れと支援金カンパもくださいました。重ねて感謝いたします。
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(栃木までワゴン車を受け取りに伺いました)
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(無事仙台まで届きました)
発信:片岡謁也(若松栄町教会牧師、東北教区宣教部委員長)

仙台市蒲生地区でのボランティア報告(4月2-3日)

蒲生地区でボランティアをしました!(4月2~3日)
インターネットの検索で情報を知ったという九州にいる娘さんから電話を頂き、「一人暮らしの母を助けて欲しい」という依頼を受け、2日間(2日は8名、3日は5名)で蒲生(がもう)地区にある家屋の泥だし・清掃をお手伝いしました。
蒲生は、沿岸部で胸のあたりまで津波に浸かった地域です。支援センターから片道14キロの場所で、現地はまだガレキが散乱している状況です。駐車や移動が難しいため、電動自転車で向かいました。
支援対象も訪れるボランティアの方々も、当初の教会関係のつながりから、インターネットや口コミで知ったという一般の方へと広がりつつあります。支援を一番必要としている方に、私たちの支援の手が届くことを願いつつ、相手の立場で一つひとつ依頼に対して誠実に応えていきたいです。
当支援センターでは、ボランティア活動のあと、事務的な報告だけではなく、参加者同士で経験や心の動きを分かち合う時間を設けています。ただ依頼を受けて作業だけをして終わってしまうのではなく、ボランティアを通じて、もっとも弱くされた人々との連帯を通して、参加者の心が豊かにされることを願っています。
ボランティア参加者の感想
今日(4月4日)、蒲生地区で浸水したお宅の片付けにうかがいました。
津波で流されて家の前にたまった泥・草木や震災で壊れた家具の片付け、泥まみれになったお部屋のお掃除をしました。5人のボランティアで、普通の生活が出来るほどきれいな状態にして活動を終えました。中には人手が必要な重い物も多く、改めて活動の必要性を感じました。
また今日は、教会関係以外でも私の地元の友人含め、新しいボランティアを複数迎えて活動できたことを大変嬉しく思いました。多くの人がボランティアとして思いを形に移している姿は本当に素敵ですし、私も毎日活動する中でとても励まされ、いい刺激を受けながら活動しています。
私たちのやっていることは小さな事です。人員も限られ、日にお助けできる方の数もそう多くはないです。しかし、その積み重ねはきっとまわりを動かし大きいものになっていく……。多くの仲間の方と一緒に活動していく中で、そう信じられるようになりました。
つい下を向いてしまいそうな現状ですが、私たち全員前を向いて、できることを続けていきます!

ボランティア 石川歩(いしかわ・あゆむ)

支援した方から、感謝のお手紙を頂きました!

「何から手をつけていいかわからない私たちに、さりげなく希望を聞いていただき、嫌な顔ひとつせずに、重たいエレクトーンや畳などを次々と運んでくださり、本当にありがたいの一言です。津波で浸かったフローリングの床も、またたく間に水で洗い流してくれて、きめ細かい作業で一日でキレイになりました。
偶然インターネットで検索して見つけた支援センターでした。皆さんてきぱきと動いてくださって感動しました。電話でお願いをした時も、応対がとても親切で、不安だった気持ちがずいぶん楽になりました。作業中も仲良くしているところが、お互いを信頼しているという感じで、とても好印象を受けました。
本当に、感謝・感激です。ありがとうございました!」

蒲生地区・Nさん

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帰りがけにいただいた手紙、嬉しかったです。ありがとうございました!

石巻市・活動報告(4月2日)

石巻栄光教会組の活動
石巻栄光教会を拠点に活動している、石巻栄光教会組は午前中は4人、午後は8人で作業しました。昨日と同じく、栄光教会の信徒さんの家でのワークでした。石巻チームは、ワーク地が近いため、自転車で移動しました。午前中4人だと、庭にたまった汚泥のかき出しと漂流物の搬出をして、動線を確保することが精一杯でした。
たまった汚泥は、状況によって、固い・柔らかい、臭う・臭わないなど、さまざまな状態に変化します。また漂流物にもさまざまな種類があり、運び方や運ぶ場所もまちまちなのでワークは困難でした。そして、一度栄光教会に戻り、昼食休憩をとったあと、ふたたびワークを開始しました。
山城町教会組の活動
山城町教会へ派遣された部隊は、4人で午前中に教会の片付けを行いました。午後は小鮒先生と山城町教会組が栄光教会組と合流し、さらに信徒の方々が加わって、計10名でのワークとなりました。家屋内は圧倒されるほどのすごい物量で、少ない人数では絶望的に思えるようなワークでしたが、10人で取りかかればなんとかできるのではないかと判断し、家屋内のワークを行いました。
屋内も畳と床板の間に汚泥がたまっていたり、汚泥の上に家具がのっていたりしています。滑りやすい泥の上での作業のため、みな作業着が泥まみれになっています。そして大きな家具やガラス類もあり、危険も伴う厳しい作業でしたので、ワーカーへの十分な注意、休憩、作業分担を考慮してケガがないよう細心の注意を払ってワークをしました。
明日の午後も同じ場所でワークをする予定です。

発信:梅川正太(うめかわ・しょうた)、渡辺真一(わたなべ・しんいち)


家財運び出しのシーン