支援センター・エマオの一日(3月31日)

支援センター・エマオの一日
震災発生から3週間近くが経ち、東北教区被災者支援センターには多くの人やモノが出入りするようになりました。今回は支援センター内の様子をお伝えします。
本日(31日)は雨天のため、屋外でのボランティア活動が中止となりました。集まってくれたボランティアの方々には支援センター内の整理や清掃をしていただきました。全国から集まった支援物資を仕分け、管理することも立派なボランティアワークです。

$「東北教区被災者支援センター」の公式ブログ
(物資の種類・個数を細かく確認)
支援センターには毎日、日替わりでスタッフや屋外でワークに出かけるボランティアのために食事を準備して下さるボランティアの方々もいます。日々の食事を用意することもまた大切な支援活動の一つ。毎日感謝していただいています。
$「東北教区被災者支援センター」の公式ブログ
(大勢の食事の準備は一苦労)
支援活動の記録やブログなどでの情報発信も大事。被災地でのワークに出かけたい思いを抑えつつ、パソコンの前に座って、被災地の現状や支援センターの働きを伝えていきます。
$「東北教区被災者支援センター」の公式ブログ
(テーブルの上にノートパソコン5台が所狭しに並ぶ)
支援センターのボランティア活動は朝8時半に集合、それぞれのワーク地に向かいます。午後4時には一日の活動を終えて、支援センターに帰着。最後にボランティアミーティングを開き、各人の活動報告と感じたことを共有しています。ボランティアの方ひとりひとりが感じたこと・思ったことを大事にすることも支援センターの大事な働きです。
$「東北教区被災者支援センター」の公式ブログ
(テーブルを囲んで話し合うボランティアの方々)
被災地の状況は毎日、刻一刻と変化しています。県外から新しいグループが到着すれば、活動を終えた方々が去り、支援センターに出入りする人も数も変わります。電話で受けた支援物資の情報やボランティア申し込みなどの重要な情報はホワイトボードに貼り付け、共有しています。
$「東北教区被災者支援センター」の公式ブログ
(ボードにはあらゆる情報が乱雑に書き込まれる)
支援センターでは現在、石巻と仙台市若林区を拠点にボランティア活動をしています。津波で甚大な被害を受け、ドロ出し・ガレキの処理・家の片付けなど大変な作業はたくさんあります。是非多くの方のご協力をお願いします。
発信:朝山慎一郎

【重要】ボランティア保険加入のお願い(3月31日)

【ご注意】以下の記事には、古い情報が含まれている場合があります。お手数ですが、最新の記事: 【重要】ボランティア保険加入のお願い(4月11日)をご確認下さい。
(以下は、古い情報が含まれている場合があります。)


【重要】ボランティア保険加入のお願い
東北教区被災者支援センターでは3月29日より県外からのボランティア受け入れが本格的に開始しました。早速、全国そして隣国・韓国からもボランティアの方々が当センターに集まって来ています。感謝いたします。
今後、当センターでのボランティア活動をお考えの方々には、特にボランティア保険への加入をお願いいたします。以下、ボランティア保険についての諸注意です。ご覧下さい。


◎当センターのボランティア活動に応募する方は、事前にお住まいの地域の社会福祉協議会で「ボランティア活動保険・Aプラン(天災型)」に加入して下さい。1名あたりの年間保険料は670円です。(詳しくはこちら

◎仙台でのボランティア保険に加入も可能です。ただし、その場合、保険の補償期間が加入日の翌日からとなり、加入日当日はボランティア活動はできません。平日午後5時以降に到着した場合や日曜日に到着した場合は、加入手続きは翌日、ボランティア活動は翌々日からとなります。(※ 被災地域のボランティアセンターや社会福祉協議会の仕事と財政負担を増やすことにもなりますので、可能な限りお住まいの地域での保険加入をお願いいたします。

◎保険未加入による事故・怪我については、当センターでは責任は一切負いません。ボランティアを希望される方は、あくまで自己責任でお願いします。

◎保険の補償期間は加入日(4月1日以降)から翌年3月31日までの1年間です。「すでにボランティア保険に加入した」という方も、4月1日から年度が変わりますので、継続手続きが必要になります。ご注意ください。


これからボランティアを考えている方は、まずボランティア保険への加入を済ませて下さい。そして、十分に準備をしてからボランティアをはじめましょう。

Impressions of Volunteering in Sendai

Impressions of Volunteering in Wakabayashi Sendai (March 30)

Removing things from the mud and cleaning up is simple but heavy labor. A mother found a video tape from a box that was covered with mud and muttered "I wonder if this is still good".

The tsunami took away many things. People lost many things.

With our work, things will obviously be cleaned up. We may feel a sense of accomplishment. But I fear that with our work we may be throwing away their important memories.

Naho Sugano (UCCJ Nishi Tokyo District, Hinodai Church)

$「東北教区被災者支援センター」の公式ブログ

思い出を捨てているようで……(仙台市・若林区 3月30日)

支援センターでは今日(3月30日)から若林区でのボランティア活動をはじめました。本ブログでは今後、活動に参加したボランティアの方々の感想を更新していきます。

朝山慎一郎(あさやま・しんいちろう/支援センター・ブログ担当)

思い出を捨てているようで……
機械的に物や泥を片付けていくのは重労働ですが単純作業です。箱が泥まみれになったビデオテープを見つけてお母さんが「これ見れるかな」とつぶやいていました。
津波はいろいろなものを奪っていきました。被災者の方々はいろいろなものを失いました。すべてを失った方も少なくないと思います。
片づけをしていけばそこは当然きれいになります。達成感も感じるかも知れません。けれど、わたしたちが作業していくことで、彼らの大切な思い出までも捨ててしまっているようで怖いです。

SCF派遣ボランティア 菅野菜穂(すがの・なほ/日野台教会)

$「東北教区被災者支援センター」の公式ブログ

Beginning volunteer work in Wakabayashi Sendai

Beginning volunteer work in Wakabayashi Sendai(March 30)
Many volunteers from all over the country are now gathering at the Disaster Relief Center as we our accommodation of out of town volunteers is in full swing. In addition, Sendai students who had evacuated or returned home are starting to come back to the Center.
Yesterday (29th) we started our volunteer work in Ishinomaki, and today (30th) we started volunteer activities in Wakabayashi ward in Sendai.
Our work site is a 30-minute bicycle ride from the Center. Today’s work involved carrying out mud and personal belongings from houses damaged by the tsunami.
Even areas as far as 2 kilometers from the coast were struck by a 1 meter tsunami, and even after the water has receded, there remains about 20 centimeters of mud.
This work was done by 3 students from the Sendai Student Center, 5 members of a team from Tokyo (a combined group from Student Christian Fellowship and UCCJ Nishi Tokyo Church) and one student from Doshisha University, and from the afternoon, 5 young people from Waseda Hoshien Yuai Gakusha and Waseda University YMCA joined in, making a total of 14 members working.
It was considerably difficult work, which led us to realize the magnitude of the tsunami damage.
Work in the community is still not being done by the Ward Volunteer Center, and those who suffered (many are elderly) and are staying emergency shelters, are “commuting” to their homes to remove mud and organize their possessions.
“We need as many hands as possible. Please keep coming”, is what they said.
It is difficult, dirty and dangerous work, but please consider coming to labor with us to help support those who have suffered from this disaster. We welcome you to volunteer with us.
Takafumi Sato(SCFVolunteer)

$UCCJ Tohoku Disaster Relief Center
(Loading supplies and departing from the Center)

仙台市若林区でのボランティア開始(3月30日)

昨日から石巻でのボランティア活動を開始しましたが、今日(3月30日)から仙台市若林区でのボランティア活動をはじめました。活動先は仙台市中心部から自転車で30分ほどの距離。多くの家屋が津波の被害を受け、泥やがれきが屋内に流れ込んでいます。
今日のワークは、津波で被害にあった被災者のご自宅の家屋から泥や荷物を運び出す作業でした。被災者の方の話によると、海岸線から2キロも離れたこの地域でも1メートル以上の津波が襲い、水が引いた今も20センチほどの泥がたまっています。
今日のワークには、在仙のメンバーが3名、SCF(学生キリスト教友愛会)と西東京教区から5名、同志社大学から1名が参加。午後には、早稲田奉仕園友愛学舎と早稲田大学YMCAのボランティア5名が加わり、総勢14名で活動しました。それでも作業はなかなか進まず、津波被害の大きさを実感させられました。
私たちがボランティア活動を始める前、被災者の方々はみずから避難所から通って、自分の家の泥出しや荷物整理をしていました。そして、被災者の方々の多くは高齢者です。行政のボランティアセンターの活動の網の目から抜け落ち、多くの方からの助けを必要としています。
「人手はいくらでも必要です。どんどん来てください」と被災者の方々は言っています。いわゆる「3K(きつい・きたない・きけん)」と呼ばれるワーク内容ですが、被災者の方々への支援のために、私たちと一緒に汗を流してみませんか?
ぜひボランティアに参加してください。

発信:佐藤飛文(さとう・たかふみ/SCF派遣ボランティア)

「東北教区被災者支援センター」の公式ブログ
資材を積み込んで、センターを出発

ボランティアの様子

石巻でのボランティア活動の開始(3月29日)

石巻地域でのボランティア活動開始
本日(29日)より外部ボランティアの受け入れを本格化し、石巻地域でのボランティアをはじめました。今日は石巻栄光教会・栄光幼稚園の園庭のドロ出しを主におこないました。
海岸から3キロ(湾からは2キロ以上)離れたこの地にも津波は襲い、避難所となった石巻好文館高校(栄光教会の隣)では周囲が水没し、被災者1600人が孤立しました。水位が低くなり、教会・幼稚園に戻ってみると、園庭が水没していたそうです。建物は無事だったので、園舎を避難所としても開放し、各地の教会から避難物資が届けられるようになりました。
28日には水道も復旧し、今日から幼稚園も再開されました。しかし、園庭のドロは残ったままで、ボコボコです。その園庭を元に戻すためのボランティア・ワークを今日からはじめました。石巻には紙パルプ工場があり、そこから流れ出たパルプをはがし、下水・海水を含んだドロを土嚢に詰め込んでゆく作業をしました。土嚢はあっという間に40袋以上になりました。

$「東北教区被災者支援センター」の公式ブログ
パルプを含んだドロ
園庭はまだボコボコですが、すべり台付近はだいぶ綺麗になったので、園児たちは久しぶりのすべり台を楽しんでいました。ある園児が私に近付いて来て、「すべり台で遊べるようになって良かったけど、ジャングルジムは泥んこだから嫌!」とつぶやいていました。
「ごめんね。明日には遊べるように、綺麗に掃除するからね」と答えると、笑顔ですべり台に戻ってゆきました。子どもたちが安全で安心して楽しく遊べるようにするために、明日からも頑張ってゆきたいと思います。
$「東北教区被災者支援センター」の公式ブログ
ドロで凸凹の園庭
$「東北教区被災者支援センター」の公式ブログ
ベンチの上にもドロが
ドロ出しのニーズは教会の近隣にも山積しています。今後は石巻栄光教会・栄光幼稚園と石巻山城町教会を拠点として、教会員宅や周辺地域のドロ出しを中心としたボランティア・ワークもおこなってゆく予定です。
人手が必要です。汚れもひどく、きついワークですが、ぜひボランティアに応募してください。

発信:佐藤飛文(さとう・たかふみ/SCF派遣ボランティア)

$「東北教区被災者支援センター」の公式ブログ
今も残る好文館高校の「SOS 1,600人」